筋トレが「続かない」わけ②

BASEノウハウ

こんにちは😀Persnal Training Studio BASEのトレーナー西村です。
福岡市(対馬小路、呉服、築港)でパーソナルトレーニングをお探しの方はBASEへ。

前回、筋トレが続かないのは私達の意志が弱いわけではなく、エネルギーを無駄遣いさせないための自然で生理的な反応なのですと述べました。

今回はそれを踏まえて、この問題をどのように解決していくかについて述べていきたいと思います。

マシュマロ・テスト
飾り気のない部屋に研究者と被験者の子供が入ります。子供の目の前には一個のマシュマロが用意され、研究者は子供に次の言葉を言い残して部屋から去ります。
「そのマシュマロは食べてもいいけど、私が戻るまでの15分間我慢できたらもう一個あげるよ。もし食べてしまったらもう一個はなしね。」
さて子供はマシュマロを食べるのか、我慢できるのか。これがマシュマロテストです。
幼稚園に通う子供を対象に行った結果、全体の3分の2が我慢できずに食べてしまし、3分の1が2つ目のマシュマロを手に入れることができました。

我慢ができた子供たちにはある特徴があることがわかりました。それはマシュマロを気にしないよう、他のことに注意を向けているということです。無言のパントマイムをする子や壁を叩いて音に意識を集中している子など様々です。これに対し失敗してしまった子はじーっとマシュマロを見つめながらその誘惑と対峙していたのです。

イフ・ゼン(もし〜したら、そのときには〜)実行プラン
そこで考案したのがこのプランです。この効果を実証するために行われたのが「ミスター・クラウン・ボックス実験」です。楽しげなピエロの人形が子供たちにこう呼びかけます。「一緒に遊ぼう!とても楽しいよ!」作業をしている子供たちが誘惑に抗うのは困難です。そこで研修者は1つの子供のグループにこう指示しました。「もしピエロに遊びに誘われたらこう言ってみよう。『仕事しているから遊べないよ』ってね」このような単純なルールを決めただけでピエロの誘惑に抵抗できるようになり、作業を継続することができたのです。あらかじめ「もし誘惑に直面したら、その時は行動しよう」と決めておくだけで、誘惑を回避することができることを示しています。

筋トレを続けるという目標を設定したとき、そこには多くの誘惑が待っています。家に帰るとソファに座り、テレビをつけ、スマホをいじっているうちに時間が経過し、結局「明日行けばいいや」といってジムに行くのをやめてしまいます。
ではどうすれば良いのでしょうか。
まず、ジムに行くのを拒む誘惑となるものを明確にしましょう。この場合ソファ、テレビ、スマホが当てはまるので、
「家に帰ったら、ソファには座らずにコーヒーを淹れる。コーヒーを飲んでいるときにテレビはつけない。スマホはバッグから出さない。飲み終えたらウェアを持って家を出る」
このようにプランを立てておくことによって、ただそれに従って行動するだけで、自動的にジムに行くことができるのです。マシュマロテストを攻略することが筋トレを続ける解決策になるのです。

・・・と私の読んだ本に書いてありました。
ただ、私はこう思います。そもそもこのような解決策で改善できるような人間はごく少数ではないか、ほとんどの人がこのようなプランを立てても実行することができないのではないかと。
なぜなら、私自身がそうだからです。筋トレに限らず何事においてもなかなか続かない傾向があります。意志が弱いのは自覚しておりますが、別にその物事自体が嫌いなわけではありません。筋トレは好きですし、やりたい気持ちはあります。今まで接してきた多くのお客様も口を揃えてこう言います。「ジムに来たら運動しっかりできるんだけど、行くまでがね・・・」結局は「ジムに行く」というアクション起こすことが1番難しいのです。皆さん理解しているんですけどね。なぜこういうことが起きるかというのは、繰り返しになるので割愛します。

今回は長くなってしまったのでまた次回お話しします。乞うご期待!!

次回 〜「私の考える解決策」〜

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